Java Silver ~資格取得を目指すあなたへ~

Javaを勉強していく上でJavaSilverを取得しようかなぁと思っている方へ

「JavaSilver」の概要と勉強法などをご紹介していきます。

この資格はJavaを扱っていく上で一つの登竜門的な立ち位置にあると思います。
ぜひこの記事を読んで資格取得に役立てていただければ幸いです。

試験概要

試験名	受験料(税抜)	試験時間	出題数	合格ライン
Java SE８ PrograｍmerⅠ	¥29,400	150分	77 問	65 %
Java SE11 ProgrammerⅠ	¥29,400	180分	80 問	63 %

前提資格を取る必要はなく、JavaBronzeを持っていなくても受験をすることができます。
試験方法はCBT試験(パソコンを使う)で、すべて選択問題です。
やっぱり150分,180分試験は体力的にきついですね。
合格ラインが65％,63%と少し低めなのでハードルは低めです。

資格取得のメリット

この資格を取ることで得られるメリット3点をご紹介します。

１．Javaの基礎が身につく

試験範囲

SE8 Programmer	SE11 Programmer
・Javaの基本 ・Javaのデータ型の操作 ・演算子と判定構造の使用 ・配列の作成と使用 ・ループ構造の使用 ・メソッドとカプセル化の操作 ・継承の操作 ・例外の処理 ・Java APIの主要なクラスの操作	・Javaテクノロジと開発環境についての理解 ・簡単なJavaプログラムの作成 ・Javaの基本データ型と文字列の操作 ・演算子と制御構造 ・配列の操作 ・クラスの宣言とインスタンスの使用 ・メソッドの作成と使用 ・カプセル化の適用 ・継承による実装の再利用 ・インタフェースによる抽象化 ・例外処理 ・モジュール・システム

Java SE8 Silver詳細
Java SE11 Silver詳細

If文For文といったプログラミングの基礎から
カプセル化や継承、APIといったJavaらしい部分まで

Javaの開発で必要となってくる部分はある程度網羅されています。

JavaSilverを持っていることはJavaの基礎を習得していると言えるでしょう。

２．周りからの評価を得られる

Javaの基礎を習得した証明は言わずもがな評価につながるでしょう。

そして何より、「勉強をしている」という事実です。

資格取得はやはり面倒です。
勉強しなければいけませんし、
試験を受けるというプレッシャーと戦わなければなりません。

さらに、仕事をしている中で取得したとなると、
それだけ時間を捻出したということ、向上心があるということで
周りは評価してくれるでしょう。

３．自信につながる

やはり、資格をとったという事実は自信に繋がるでしょう。

前述した通り、資格取得まで辿り着ける人は多くありません。
そんな中で資格を取得したということは自信を持って良いと思います。

そして、Javaの基礎知識が身についているわけですから、
最低限の知識、技術は身に付いていると思いますよ。

勉強方法

基本的には黒本と呼ばれる問題集を７～８割取れるまでひたすら解くことをオススメします。
資格試験は問題集を解きまくるに限ります！

黒本の模擬試験問題は実際の試験問題との親和性がとても高いです。
この本の問題をすべて理解すれば余裕で試験に合格できると思います。

ただ、この資格を受ける方はJavaを勉強し始めた方が多いと思います。
なので黒本だけでは不安という方は、紫本や白本もやっておくと良いでしょう。

Javaを1から参考書で学びたいという方はこちらの新明解をオススメします。
例題を模写し、練習問題を解いていけば確実に力が付くでしょう！

試験対策

基本的には黒本を完璧にしておけば問題はありませんが、
それだけでは寂しいので、各単元の重要度と試験でのポイントをお教えします。

重要度

SE8 Programmer	SE11 Programmer
・Javaの基本 ・Javaのデータ型の操作 ・演算子と判定構造の使用 ・配列の作成と使用 ・ループ構造の使用 ・メソッドとカプセル化の操作 ・継承の操作 ・例外の処理 ・Java APIの主要なクラスの操作	・Javaテクノロジと開発環境についての理解 ・簡単なJavaプログラムの作成 ・Javaの基本データ型と文字列の操作 ・演算子と制御構造 ・配列の操作 ・クラスの宣言とインスタンスの使用 ・メソッドの作成と使用 ・カプセル化の適用 ・継承による実装の再利用 ・インタフェースによる抽象化 ・例外処理 ・モジュール・システム

赤字は重要度が高く、出題数も多い項目です。
オレンジの項目は難易度が比較的高く、合格するだけなら捨ててもまぁ問題はないかと思います。
特にラムダ式は難易度が高く、捨てても問題ありません。

その他の項目は学習難易度が低く、得点源になる部分と思います。

戦略

改めて概要を確認しましょう。

試験名	試験時間	出題数	合格ライン
Java SE８ PrograｍmerⅠ	150分	77 問	65 %
Java SE11 ProgrammerⅠ	180分	80 問	63 %

１問に対する時間が約２分と少し短めに感じますが、
実際に解いてみるとかなり時間は余ると思います。

試験時間がとても長いので最初は気軽にさらっと解いて、
２周目以降の解き直しで集中力を上げていきましょう。

合格ラインから、SE8は27問、SE11は30問まで間違えることができます。
難しいと感じた問題は間違えてても全然問題ありません。
確実に取れる問題を積み上げていけば合格は間違いありません！

資格勉強、資格試験に不安だよ～という方はこちらの記事も参考にしてみてください。

最後に

この資格はJavaを使って仕事をしたいという方は持っておいたほうが良い資格かと思います。

この業界に入るスタートラインとしても丁度いい難易度なので、
気になっている方はぜひ挑戦してみてください！

試験詳細、チケット購入はこちらからどうぞ
Java SE8 Silver詳細
Java SE11 Silver詳細

ちなみに、今から受験を考えているのであれば
多少範囲は広いですがバージョンの新しいSE11を受けましょう。