HTML5 lv1 ~資格取得を目指すあなたへ~

様々な資格試験があるこの業界、もちろんHTMLにも資格が存在します。

Web制作に携わるならまずHTMLを勉強しておいたほうが良いと言われることも多いでしょう。

この記事では、HTMLの資格である「HTML5 lv1」についてご紹介します。

試験概要

この試験は、LPI-Japanが運営するHTML、CSS、JavaScriptに関する試験です。

試験名受験料(税抜)試験時間出題数合格ライン
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル116,50090分約60問70 %

Oracleの試験と比べて、受験料と試験時間、出題数が少ないです。
その代わり合格ラインが70%と、とても高いです。

出題形式は、選択問題もあれば筆記問題もあります。
特に選択問題は、選択肢が4つ以上かつ、「すべて選べ」という問題が多いです。

「一つ選べ」など、解答数が決まっていれば消去法が使えるのですが、
「すべて選べ」の場合、各選択肢があっているかどうかを考える必要があるため、
選択肢が4つあれば、4問の○✕問題を解くことになります。

出題数が60問で少ないと思いきや、実際はかなり多いと感じるでしょう。

基本情報や、Oracleの試験と同じ感覚で受けると痛い目を見ます。
挑戦する際は、十分に気をつけておきましょう。

おすすめポイント

筆者が思う、おすすめポイント3点は以下のとおりです。

1.HTML、CSSの基礎を学べる

2.Webの基礎知識を学べる

3.合格したときの達成感

なんか微妙??

ポイント1,2は資格勉強をする以上、当然得られるものです。
ポイント3については、前述通り難易度が高いため、より達成感が得られるということです。

この資格はあまり認知度は高くないので、そこまでアピールにならないという悲しい現実があります。
なので、この資格をわざわざ取る必要はそこまでありません(小声)

試験範囲(公式サイト)も、JavaScriptは含まれておらず、必要ない知識を多く問われるので、
この資格から勉強を始めるのには向いていません。

※JavaScriptはlv2から範囲に含まれます。

勉強方法

私が合格するためにやったことと、受験を終えて「こうしたほうが良いかも?」なことをご紹介します。

まずは、参考書を読んで全体を把握する、、ではなく。
最初から問題集をひたすら解きました。

その理由は、問題がほぼ全て暗記問題だったからです。
試験範囲を漠然と勉強するより、実際に問題を見たほうが効率が良いと思ったからです。

使用した問題集はこちら

問題集を一通り解き終わった後、公式サイトのサンプル問題を繰り返し解きました。

これだけです。

問題集1冊とサンプル問題を網羅した状態で試験を受けて合格できました!

しかし、私は70%ギリギリの合格でした。

なので問題集をもう1冊用意して置くことをオススメします。

その他の問題集はこちらから

最後に

昨今HTMLを勉強する方が多いので、HTMLの資格について書いてみました。

正直なところ、受けなくていいと思います。
難易度が高い上に認知度が低いため、アプリで学んだり、サイト模写するほうが遥かに良いと思います。

ここまで言っても取りたいと思った人だけ受けてください。
HTML5プロフェッショナル認定試験公式サイト

資格試験を少しでも楽に乗り越えるための必勝法はこちら

この試験の難しさを多くの人に知ってほしい…

資格