基本情報技術者 ~資格取得を目指すあなたへ~

IT系の資格でまず最初に名前が上がるであろう基本情報技術者をご紹介します。
これから取ろうと考えている人に少しでも参考になればと思います。

試験概要

まずは試験概要から確認していきましょう!

IPA公式サイトより抜粋

午前午後で試験が分かれており、試験時間がどちらも150分と非常に長いです。
150分の試験なんて普通の人は受けた経験がないと思うので覚悟した方がいいかもしれませんね。
大学の授業ですら90分~100分なので2時間半は相当です。

午前試験

まずは午前試験についてです。

150分80問と1問につき約2分弱ということで、そこまで時間に余裕がないと思われるかもしれませんが、体感として知識問題が7割、計算問題が3割なので実際に受けると時間がかなり余ると思います。

合格得点率は60%なので80問中48問正解で合格となります。

Q. 参考書は何を使ったらいいですか?

A. 参考書なんていりません!

過去問道場といういろんな試験の過去問を手軽に解くことができるサイトがあります。
そこでひたすら問題を解いていれば午前試験は何も問題はございません!

特にCBT試験になったことで過去問から出題される割合がとても高いです。
過去問で80%くらい正解できていれば本番で60%を切るなんてことはまずないでしょう。

過去問道場リンク<https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

午後試験

次に午後試験についてですね。

こちらは150分で大問5個と午前試験とは違って考える力が問われる問題が多いです。

合格ラインは午前と同じく60%、問題ごとに配点が違います。

IPA 試験要綱より抜粋

CBT試験になったことで過去問が出やすくなったのは午前試験だけではありません!
私が受けたときは問1~6までほとんどの問題が過去問と全く同じ問題でした。

先ほどご紹介した過去問道場で午後試験の問題も解くことができるのでしっかり対策すれば問題ないでしょう!

問題になってくるのは問7~11のソフトウェア開発です。
基本的には自分が勉強している言語を選択するで大丈夫ですが、
この試験はCBT試験なので直接問題文に文字を書き込むことができません。
ですので、普段コードを読むときよりも難易度が上がっています。

画面に映っている問題も、問題用紙をスキャンしたまんまのものが
映されるのでページの切り替わりなどで見辛いったらありゃしない!

私はJavaを選択していたのですが、意外と問題が難しく(上に書いた問題点もあり)、
あまり慣れていない人は表計算ソフトの問題を解くことをおススメします。

表計算ならExcelとほとんど同じですし、
しっかりと問題文を読めばほとんど勉強していなくてもそこそこ点数が取れます。
私の同期も表計算で受けている人がほとんどでした。

最後に

この業界で基本情報技術者の存在を知らない人はいないので、
資格持ってます!取りました!っていうだけで会社からの評価も得られるので、
ぜひ興味がある方は基本情報技術者を受けてみてはいかがでしょうか。

1点だけ、基本情報技術者試験で注意していただきたいことが、
「ITストラテジスト」や「情報処理安全確保支援士」などの
他の上位の資格を目指すのであれば「応用情報技術者試験」から受けちゃった方がいいです。
理由は簡単で応用情報を取っていると午前試験免除が適用されるからです。

資格を取って、よりエンジニアとしての価値を高めて行きましょう!

過去問道場リンク<https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

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