ゴミが落ちているのに気付いて拾わない者と、気付かずに拾わない者。さて、どっちが悪い?

タイトルにあるこの質問を聞いたことがありますか?

ゴミが落ちているのに気付いて拾わない者と、気付かずに拾わない者。さて、どっちが悪い?

これはアニメ「遊戯王GX」のあるシーンで、
デュエルアカデミアの教師である佐藤先生が、
主人公の遊城十代に対して問いかけられたセリフです。

皆さんはどちらが悪いと思いますか?

遊城十代は
「そんなの気付いて拾わない奴に決まってるだろ」
と即答します。

それに対して佐藤先生は否定をします。

佐藤先生
「違うね。落ちたゴミに気づいていればいつかは拾うかもしれない。
だが気付かない者には永久にゴミを拾う可能性は無い
十代くん、君こそ落ちたゴミに気づかない愚かな人間だ」

このセリフはエンジニアになった今、
改めてとても大事なことを言っていると感じました。

この言葉から学んだこと

このセリフではゴミと表現しているものをいろいろなものに置き換えることができます。

何か困っている人に気付いてスルーした人は、
いつか同じような人を見たときに助けに入るかもしれない。

エンジニアとして例えるのであれば、
仕様書や成果物に違和感を感じてスルーをした人は、
いつか大事になる前にその違和感を指摘し、プロジェクトを救う可能性があります。

エンジニアの違和感は大体当たる気がする…

こういう違和感を感じずに気付けない人は、
後々大事になったときに「気づかなかっただけ」と
反省、成長することができません。

気付くことができる人は、いつか行動に移すことができ成長していく。
気付くことができない人は、次も気付くことができずに一生成長できない。

この言葉から自分は、気付ける人間でいようと心掛けています。

気付ける人になるために

では気付ける人にはどうやったらなれるのでしょうか?
私が思う気付ける人の思考法3点をご紹介します。

1.理由を考える

物事には必ずそうなった理由が存在します。

「なぜそのような行動をしているのか?」
「なぜこのような姿、形をしているのか?」

「なぜこのような仕様なのか?」

何事にも理由を考えて見ると、
ぱっとみ気付けないような違いにも気付くことができるかもしれません。

2.知識と経験

そして、違和感が違和感と気付くためにはより多くの知識と経験が必要でしょう。

自分が知っていることとは違うことが起きたていれば違和感と気付けるでしょう。

あるコードを読んだときに、書き方がおかしいと気付くためには、
自分ならどのようにコードを書いていくのかすぐに思い浮かべるだけの知識と経験が必要でしょう。

知識と経験が物を言うとは、こういったことも含まれているでしょう。

3.繋がりを意識する

一つ一つの物事だけでは違和感がなくても、
周りとのつながりを意識すると出てくる違和感もあります。

「ここがこうなら、こっちはこうなるはずだ」

のようなことを考えることができると、
より気付ける違和感などが多くなるでしょう。

最後に

エンジニアとして気付ける人はとても大事なことです。

気付くことができない人は、指示通りの作業しかすることができません。

指示や仕様書が間違っていることは往々にしてあります。
そんなときに間違いに気付けない人に仕事を任せたいと思いますか?

そういった人でも構わないという方はそのままでも良いと思います。

しかし、より上を目指して成長する人は必ずと言っていいほど気付ける人だと思います。
みなさんもそういった人になって、どんどん成長していきましょう!

気付いたゴミを拾うためにはどうしたらいいかも書いています。
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